平成19年度研究成果
1. 目的
中越地震発生から2 年の歳月が経過している。この間、インフラの復旧等は着実に進んでいるものの、高齢化、過疎化の波も急速な勢いで被災地を襲い、大地に根付いた生業を取り戻すまでには多くの課題を残している。中越地震の被災地の復興を、米国の「ロマ・プリータ」地震の復興プロセスを参考としつつ検討する。また、同時に、中越地震からの復興を積極的に支援する。
2. 調査研究の方法
(1)研究テーマ
- 成熟社会における復興概念の比較研究
- 中越の復興プロセスの研究
- 市民参画によるまちづくりモデルの研究
(2)委員会の開催経緯と調査研究のテーマ
| 第1回(H19.5.8) | アメリカ・サンタクルーズ視察報告、意見交換 |
|---|---|
| 第2回(H19.6.28) | 復興プロセスの検討、意見交換 |
| ----------------- 7月16日 中越沖地震発生 ------------------ | |
| 第3回(H19.8.21) | 中越沖地震被災地現状報告、意見交換 |
| 第4回(H19.10.1) | 柏崎「ものがたり復興委員会(仮称)の立ち上げ検討 |
当初は、欧米諸国の災害復興プロセスと中越の災害復興プロセスの比較検討を目的とし、サンタクルーズの「復興ものがたり」による復興手法を現地調査。それが中越大震災の被災地の復興の良い手法となり得るか検討した。アメリカでは、サンタクルーズの事例は「復興ものがたり」による復興手法としての認識はされていなかったが、中越との比較検討により「ものがたり復興」とも呼べる手法が導き出された。
しかし7月16日の中越沖地震の発生により、委員会の方向性を変え、この手法を中越沖地震の復興に活用できないか、柏崎市「えんま通り商店街」における復興プロセスで実践することとした。












